少子高齢化に伴い、これからの日本は、一部を除いて地価が落ちていくと言われています。
地方都市などで再開発などで短期的に一時的に上がっても長期的に見たら下がるでしょう。
僕はそもそも、日本で家を買う気はなく、海外に住みたいのですが、元々このような分野に興味があり、家やその立地について考えるというのは、どこに住んでも重要なので、書き綴ってみたいと思います。
地価が下がる事によるデメリット
その都市の地価が下がれば、家を買ったり借りたりするのが容易である一方で、治安の悪化や、それにともなう評判の低下によって、まともな住民は減っていくという、負のスパイラルに陥ります。
一方で人気エリアであれば、人が増えたり、もしくは人が大きく増えることがなくても人の出入りがあり都市が活性化して、経済がまわることで店が増えたり利便性が増えます。
ケン・コーポレーションのサイトがヒントに?
ケン・コーポレーション(以下KEN)という不動産会社をご存知でしょうか。
外国人や日本の富裕層をメインターゲットにしており、紹介される不動産も、ハイグレードであったり、邸宅と言えるような大きな家が多いです。
なおエリアについては東京周辺のみで、関西など他エリアは取り扱っていないようです。
そのKENのサイトの物件検索条件(人気エリア別)を見てみると、大体以下のエリアが該当します。
- 東京都心
- 港区、千代田区、中央区全体
- 渋谷区の西部以外
- 新宿区の新宿駅周辺と山手線内側(特に南部・四谷寄り)
- 文京区の南側
- 東京都心周辺
- 杉並区の渋谷区、世田谷区寄り
- 目黒区全体
- 世田谷区全体(特に東急・小田急沿線付近)
- 江東区の豊洲・門前仲町周辺
- 品川区全体(特に臨海・大井町・大崎エリア)
- 大田区の田園調布付近
- 中野区の中野駅周辺・西新宿寄り
- 台東区の浅草周辺
- 武蔵野市、三鷹市の吉祥寺駅周辺
- 横浜、川崎エリア
- 川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺
- 横浜市西区全体
- 横浜市中区の寿町周辺を除く全体(特にみなとみらい・元町・山手・本牧周辺)
- 横浜市港北区、都筑区、青葉区全体(特に各沿線周辺)
- 湘南エリア
- 鎌倉市全体
- 藤沢市の海寄り
- 茅ヶ崎市の海寄り
- 葉山町周辺
外国人(特に富裕層)がパイに加わるというのは大きいので、関東首都圏エリアでは、上記エリアが著しく資産価値が下がるという可能性は低いと思います。
人気エリアである理由
- 都心=一流のオフィスやブランド店、住居エリアがある(港区、渋谷区、みなとみらい)
- オシャレかつリーズナブルな飲食店、高級住宅地がある(世田谷区、吉祥寺など)
- 都心へのアクセスが良く、タワーマンションなど綺麗なマンションが多い(豊洲、武蔵小杉など)
- 都心へのアクセスが良く、低層住居中心で空間にゆとりがある(青葉区、都筑区など)
- 沿線に人気エリアが多い(中野・吉祥寺などのJR中央線、港北区などの東急線沿い)
- 徒歩圏内で日用品以外の買い物ができる(都心、みなとみらい、世田谷区の二子玉川など)
- 著名な観光地である(浅草・鎌倉など)
- リゾート・別荘地である(鎌倉・湘南・葉山など)
総じて、富裕層、アッパーミドル(特にファミリー)、観光客のいずれかに人気なエリアが多いように思います。