【タイ移住】LTRビザについて。タイランドエリートとの違いは?

タイに移住するためのビザについての投稿です。

※この投稿に書いてあるビザの内容や取得条件などは変更される可能性があるので、最新情報については公式サイトなどを見るようにしてください。

有名&確実だが初期コストが高い「タイランドエリート」

まず、タイに移住するためのビザはいくつかありますが、もっとも有名なのが「タイランドエリート」と呼ばれるエリートビザです。

これは簡単に言えば、お金さえ払えば誰でも取得可能なビザで、たとえば夫婦で移住するとなると、2人&5年間で80万バーツ(日本円で約300万円強)というコストとなります。

1年換算で60万円強ですから、日本で納税&社会保険を払うよりはマシですが、それでも一気に300万円以上払うのは、それなりのコストです。

また、移住には居住するコンドミニアムなどの初期費用も掛かるので、出来れば初期費用を抑えたいものです。

そこで他にはビザがないものかと調べてみたところ、Long-Term Residents visa Thailandと呼ばれるビザがあるようです。(以下、LTRビザと略します)

LTRビザとは?

LTRビザは、その名前の通り長期居住ビザと呼ばれてるもので、富裕層や有能なスキルを持った人材に、タイに住んでもらう事を目的としたビザです。

前述のタイランドエリートは、主に前者のみを対象にしていますが、LTRビザはそれだけでなく後者も対象にしており、つまりフリーランスや海外リモートで労働OKな仕事をしている方は、このビザを取得する権利があると言えます。

公式サイトはこちらとなります。

実はちょっと前にタイへ旅行兼移住のための視察をしてきたのですが、スワンナプーム国際空港にこのビザの広告を見かけた気がします。

公式サイトを見る限り、

  • 5年間滞在可能&条件が満たされれば更に5年間滞在可能
  • 空港でファストトラック利用可能
  • 高度専門職の個人所得税率17%
  • 海外所得の免税

などのメリットがあるようです。

タイランドエリートとの違いとしては、タイで就労可能(条件有り)になる点や、送迎サービスなどはない、という感じです。

僕は現状、エンジニア業務を行う法人フリーランサー(富裕層や投資家ではなくワーカー)ですので、タイランドエリートよりLTRがふさわしいと思いました。(ただ、長期的には投資フェーズにいきたい)

LTRビザの取得条件

いくら魅力的なビザでも取得条件が現実的でなければ意味がありません。

LTRビザの条件ですが、公式サイトによるといくつかの種類があります。

  1. 富裕層向け(Wealthy Global Citizens)
  2. 年金受給者の富裕層向け(Wealthy Pensioners)
  3. 大企業サラリーマン向け(Work-from-Thailand Professionals)
  4. 高度専門職者向け(Highly-Skilled Professionals)

また、配偶者及び扶養家族にもビザ適用可能です。

僕はこの中でいうと、4が当てはまりそうですが、具体的な業種は、AIや医療、デジタル産業に関わるものなどのようで(公式サイトより)、割と曖昧なように思います。

特にDigital Industryというのはかなり広範囲で、僕が当てはまるとしたらこれかと思います。

流行的に、ブロックチェーン・Web3.0に関連するスキルは特に歓迎されそうです。

あとは過去2年間で、年間8万USドル(約1000万円)の所得である必要があります。不可能な額ではありませんが、高めですね。

ほかには、5万USドル分保証の健康保険や、ビザの発行代5万バーツ(20万円程度)が掛かるようです。

結論:実際の取得難易度次第だが、微妙なビザかも?

このLTRビザですが、最初聞いた時は魅力的かもと思ったのですが、調べているうちに微妙かも、と思えてきました。

理由としてまず、このビザは富裕層、エリートサラリーマン、高スキル保有者あたりをターゲットにしているようですが、富裕層であれば普通にタイランドエリートを取った方が確実です。

また、エリートサラリーマンや高スキル保有者であれば高所得者(年収約1000万円以上の条件もあるし)なはずなので、タイランドエリートの発行代を用意することはさほど難しくないはずです。

一方、スキルはあっても年収が平均的、という人には微妙で、約1000万円以上という年収条件も、エンジニアならそこまで非現実的ではありませんが、フリーランスのブロガーやデザイナーなどは結構厳しいと思います。

なので、タイランドエリートとの差別化がイマイチな気がします。

ただ実際に申請した事がないので、実は公式サイトに書いてある内容よりも実際の取得難易度はユルユルだった、という可能性もありますが。

あと今後取得条件がまた変わるかもしれないので、定期的に公式サイトをウォッチしようかと思います。

以前はビザ発行代が10万バーツ(今の倍)だったらしいので。。。

多分、取ってる人あんまり居ないんじゃないかな、と思います。

増えるフリーランス・ノマドワーカービザ

タイ以外も、フリーランスやノマドワーカーが取得出来るビザを発行する国が増えているようです。

たとえば、最近MM2H(長期滞在ビザ)が改悪されて移住先としての人気が落ちているマレーシアでも、フリーランス向けのビザが出来たようです。

殆どの国が、コロナ禍、インフレなどで経済的な傷を負っているため、富裕層や高スキル保有者の取り合いは今後激化すると思います。

そうであれば、専門的スキルを身につけたりお金を稼ぐ事により、どの国でも重宝されるような人間になってこの不確定な世界を生きて行けば良いと思います。

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